7月29日、三重県北牟婁郡紀北町の「夏の三大まつり」のフィナーレを飾る「きほく夏祭りKODO(こどう)」が開かれました。海の上で、イカダを漕いで速さを競うレースなどで賑わいました。
「きほく夏祭りKODO(こどう)」は、紀北町の海で夏を楽しく過ごしてもらうとともに、世界遺産・熊野古道の町をPRしようと、地元の有志らが中心となって2007年から開かれています。
まつりのメインは、引本市場前の海上に設けられたコースで繰り広げられる、日本最大級の「いかだレース」です。1チーム5人が、発泡スチロールで作られたイカダを漕ぎ、全長120mのコースで速さを競います。
今年は、県内外から応募のあった家族や仕事仲間など75チームが、優勝を目指して争いました。快調に進むチームもあれば、折り返し点で上手くターンできずに真っ直ぐ進んだり、イカダが横を向いてしまうチームもあり、真夏の空のもと懸命にパドルを漕いでいました。
また、海面に置かれたローラーや、ござの上を走り抜けるゲームなどもあり、家族連れらが夏休みの1日を楽しんでいました。そして、夜には会場で、花火大会も行われました。