今月16日、ウミガメの産卵地で、シロチドリなどの希少な生物も生息する津市の白塚海岸で、清掃活動が行われました。
今回の清掃活動は、「白塚の浜を愛する会」が開いたものです。白塚海岸は、ウミガメの産卵地にもなっていることから、ウミガメやスナメリの調査・保全を行っている三重大学の学生も参加するなど、県内各地から約40人が参加しました。
また、この海岸は、約800メートルにわたって白砂青松の浜が続きます。そして、三重県の鳥であるシロチドリや、カワラハンミョウなど、絶滅危惧種に指定されている様々なや植物が確認されています。
今回、清掃活動の参加者は、絶滅危惧種の生活環境を守ったり、ウミガメが上陸できるよう、漂着したり捨てられたりしたゴミを丁寧に拾い集めていました。
今年は、白塚海岸でのウミガメの産卵はまだ確認されていません。しかし、近隣の町屋海岸や香良洲海岸では産卵が確認されています。そのため、「白塚の浜を愛する会」は既に、ウミガメを見つける催しも開催しています。