東紀州地域で生産されている大型の海藻、ヒロメを使った伊勢うどんの試食会が伊勢市で行われました。
「伊勢ヒロメうどん」は、地域の特産であるヒロメを多くの人に知ってもらおうと産学官や金融機関が連携し約1年かけて開発されました。これまで固くて使われていなかったヒロメの茎の部分を、ペースト状にして麺に練りこんだもので、香り豊かな磯の風味が特徴です。
試食会では、温かいうどんと冷たいものの2種類の伊勢ヒロメうどんが用意され関係者らが味を確かめていました。
伊勢ヒロメうどんは、9月中旬から600食限定で、皇學館大学の学生食堂や三重県庁の食堂などで提供され、来年の1月頃、本格的な販売が予定されているということです。