5月、津市の海岸では、ウミガメの産卵が確認されました。
今回、産卵するウミガメの姿を見つけられたのは、午前5時頃です。しかし、ウミガメは、通常、夜に産卵することから、早朝に卵を産む姿が見られるのは非常に珍しいそうです。
伊勢湾沿岸で保護に取り組むウミガメネットワークによりますと、産卵をしたのはアカウミガメで、約1時間半後に、卵を産み終えると、穴を埋め、砂を丁寧に踏み固めて海へ帰っていきました。
伊勢湾沿岸での産卵シーズンは始まったばかりで、四日市市から津市までの海岸で、産卵が確認されたのは、今年初めてだということで天候が順調なら2カ月ほどで子ガメが生まれるそうです。