9月、三重県内のカキの生産量ナンバーワンを誇る、鳥羽市浦村町の養殖カキの出荷が始まりました。
ミネラルを多く含んだ伊勢湾口に位置する、浦村地区のかき養殖場は、かきの生育に恵まれた好条件がそろっています。そのため、現在、約70の業者が1250台の養殖いかだで浦村カキを養殖しています。
今年は、夏の水温が高かったものの、雨が定期的に降ったことから身入りが良く生育は順調に進んでいるそうです。
取材に行った日は、澄み切った青空のもと養殖筏から次々に浦村カキが巻き上げられました。
水揚げされたカキは作業場に運ばれ、殻付きとむき身に分けられます。浦村カキは年末に出荷のピークを迎えシーズン中に約4,500トンが全国に出荷されるということです。