今月、国立公園のブランド化を目指して環境省が整備を進めてきた、志摩市の横山展望台の天空カフェテラスがオープンしました。
オープンに先立って開かれた記念式典では、三重県の鈴木知事が「天空カフェテラスは国立公園の上質な空間を作りだす場所三重県の魅力ある産物で更に貢献できる」と挨拶しました。
豊かな自然環境や志摩半島のリアス式海岸が織り成す、美しい景観を楽しめる伊勢志摩国立公園は、環境省が「ナショナルパーク」として重点的にブランド化を進める全国8カ所の一つに指定されています。そのプロジェクトの一環として、約9億円の予算をかけ三重県産のヒノキを使った展望デッキなどの整備を行い、今回、地元産の食材を活用したメニューが楽しめるカフェがオープンしました。
カフェの運営は志摩市のリゾート施設志摩地中海村に委託され、伊勢茶やアオサなどを使ったデザートのほか軽食も提供されます。カフェでは、今後も伊勢志摩地域の食材を活用した新しいメニューを出していく事にしています。