津市の海の玄関口、津なぎさまちで、水難事故に対応するための潜水訓練が初めて行われました。
湾内の狭い空間での潜水技術向上を目的に津市消防本部が実施したもので水難救助隊の9人が参加しました。
隊員らは様々な場面を想定した入水訓練を行った後、海に落ちた釣り人の捜索を開始。
二人一組で岸壁の下に潜り、海底の様子やヘドロの堆積状態などを情報共有しながら、行方不明者の捜索にあたりました。
2005年に完成した津なぎさまち周辺は水中に柱が並び、空間がある構造になっていて調査の必要がありましたが、一時間に一隻の割合で高速船が入港するなど制約があり、これまで潜水訓練は実施されていませんでした。