担い手不足が課題となっている農業や漁業、林業に関心のある人たちを対象にした就職フェアが津市で開かれました。
この就職フェアは、一次産業の人材不足の解消を目的に、三重県農林水産支援センターが開いたもので、会場には県内で農業や林業、漁業を営む業者をはじめ一次産業に関わる関係機関など約50の団体のブースが並びました。訪れた人たちは具体的な仕事の内容や雇用状況、一次産業の魅力などについて熱心に耳を傾けていました。
県農林水産支援センターによりますと、2016年度に、新たに農業に就業した人は138人、林業は49人、水産業は34人となっていていずれもわずかに増加しているものの若手の担い手の確保が大きな課題となっています。