9月、身近な海の環境を知ってもらおうと、鳥羽市立海の博物館で、地元の小学生を対象にした体験学習が行なわれました。
体験学習には、鳥羽小学校の5年生40人が参加。海の博物館の近くの海で生きものの観察を行ないました。
この海には、「アマモ」と呼ばれる海藻が生い茂っていて、小さい生物にとっては外敵からの隠れ場になるため、様々な魚や小型生物が生息しています。
児童たちは海の中に入って思い思いにタモを伸ばし、クルマエビやメバル、オコゼなどを捕まえてその様子を観察していました。
海の博物館によりますと、「海の生き物の数は50年前に比べて100分の1に減っている。海の環境を整えて生きものが育つような場所を増やさなければならない」と話しています。