三重県最南端、紀宝町。
ここ紀宝町には、ウミガメ公園というウミガメの保全保護活動をしている施設があります。
紀宝町では、ウミガメ公園の目の前にある井田海岸に毎年5月下旬から8月にかけてウミガメが産卵にやってきます。
しかし絶滅危惧種でもあるウミガメの産卵が年々減ってきています。
全国的にも砂浜の減少により産卵場所が限られて来ていることが挙げられますが、
井田海岸でも護岸工事などによって砂浜が削られ玉砂利が多くなってきています。
しかし一方で、災害を防ぐために私たちにとって必要な工事でもあり、バランスが重要だと考えました。