三重県鳥羽市の離島で水揚げされ、三重ブランドに認定されている「答志島トロさわら」が11月29日、伊勢神宮に奉納されました。
「答志島トロさわら」は、9月から翌年の1月に一本釣りで漁獲され、答志島や菅島で水揚げされたサワラの内、脂肪の割合が10パーセント以上などの基準を満たしたものがブランド認定されていて、脂の乗りがよく、マグロの中トロのような味わいが特徴です。
この日は漁の永続と海の安全を願って、揃いの法被を来た鳥羽磯部漁協や鳥羽市観光協会などの関係者25人が、鳥羽市の答志島と菅島で水揚げされたトロさわら4匹をかごに入れ、宇治橋を渡って神楽殿へ運びました。
2025年は9月から11月28日までに、2024年の同じ時期を上回る6075匹のサワラが水揚げされていて、脂の乗りも良いということです。
鳥羽磯部漁業協同組合の木下和行組合長は「さわら自体はものすごく脂肪が乗って出来はいいんじゃないかなと。ぜひ食べてみて」と話していました。
秋から冬にかけて旬を迎える答志島トロさわらは、地元をはじめ、東京や名古屋などへ2026年1月末まで出荷されます。
(三重テレビニュースより)