ウミガメが産卵に訪れる三重県津市の海岸をきれいにしようと、マックスバリュ東海やイオンリテールなどの従業員が5日、清掃活動を行いました。
地域に根ざした活動としてイオンが取り組んでいる「イオンハートフルボランティア」の一環として行われているものです。
開会式ではマックスバリュ東海の作道政昭社長が「しっかりとごみを回収して、美しい海岸づくりに努めてもらえれば」と挨拶しました。
清掃活動には、イオングループの従業員ら110人余りが参加約700メートルにわたって海岸清掃に取り組みました。
参加者たちは、ゴミ袋を手に砂浜や堤防沿いに放棄されている空き缶やペットボトルなどを拾い集めていました。
中には地元のボランティアだけでは回収が難しい、波の力で砂に埋もれてしまった漁網などの漂着ごみもあり、参加者たちが力をあわせて掘り出していました。
作道社長は「便利になる世の中と同時に環境に対する、また未来に対することが非常に重要視されている。循環型社会ということでごみを出さない、将来の子どもたち、未来のために活動を継続していきたい」と話していました。
回収されたごみは分別されたあと津市を通じて処分されるということです。
(三重テレビニュースより)