今年11月に三重県志摩市などで開かれる「全国豊かな海づくり大会」にむけて、29日、四日市市の海岸で地元の子どもたちがヒラメの稚魚を放流しました。
41年ぶりに三重県で開かれる大会に向けて機運を高めようと、去年6月から県内各地の沿岸や河川で行われている放流事業の一環です。
29日は、磯津保育園の4歳児と5歳児あわせて17人が参加。地元の漁業関係者からヒラメとカレイの違いなどの説明を受けたあと、県の育成施設で育てられたヒラメの稚魚を放流しました。
子どもたちは、バケツに入れてもらった7センチほどの小さなヒラメを「大きくなれ」と願いを込めながら海に流していました。
「全国豊かな海づくり大会」は水産資源の保護などを通して水産業の発展を図ろうと、天皇皇后両陛下が臨席される4大地方行事の一つとして開かれるもので、今年11月9日に志摩市と南伊勢町で開催されます。
(三重テレビニュースより)