子どもたちに生き物とのふれあいを通じて自然を感じてもらおうと、絶滅危惧種である「二ホンウナギ」の幼魚を宮川へ放流する体験が10日、三重県大台町で行われました。
宮川から二ホンウナギがいなくならないようにと、大台町などは毎年ウナギの放流を行なっていて、去年から町内の子どもを対象にした放流体験をはじめました。
10日は、川添小学校の1年生と2年生あわせて10人と川添保育園の園児19人が参加し、体長約20センチの二ホンウナギの幼魚約400匹を宮川上流に放流しました。
子どもたちは放流したウナギの行方を観察しながら「かわいいね」などと笑顔で言い合っていました。
大台町の担当者は、今後もこの放流体験を続け、町内全ての小学校と保育園で実施していきたいと話していました。
(三重テレビニュース)