子どもたちに地元の豊かな海を守る大切さを学んでもらおうと、17日、三重県志摩市内の小学校で、未利用魚を使った給食が提供されました。
今回、提供されたのは県立水産高校と県内の企業が開発したアイゴを使ったさつま揚げです。
全国豊かな海づくり大会の50日前の事業として行われたもので、今年の1月に行われたキックオフイベントの試食会で好評であったことから、今回、給食で提供されることになりました。
アイゴは海藻を食べてしまうことから磯焼けの原因の一つと考えられていて、ヒレについたとげに毒があることなどから調理が難しいとして廃棄されていました。
今回は小中学校13校で約2700食が提供され、鵜方小学校の子どもたちはおいしそうに味わっていました。
児童は「はんぺんみたいな食感でとてもおいしかった。食品ロスを減らすためにたくさん食べたい」と話していました。
(三重テレビニュースより)