大自然の中で生き物探しや川遊びを楽しむ自然体験教室が、27日、三重県大台町で開かれました。
小学校に入学する前から自然の楽しさや不思議さを全身で感じてもらおうと、大杉谷自然学校が初めて開いたもので、県内外から3組の親子約10人が参加しました。
参加者たちは、大杉谷自然学校のスタッフとともに、宮川の支流桧原谷川で川に生息する生き物を探したり観察したりして、川遊びを楽しみました。
子どもたちは、足元の石を動かして川底に隠れている生き物を網ですくい、小さなアマゴやハゼの仲間のヨシノボリなどを見つけ出していました。
中には、絶滅が危ぶまれる貴重な水生生物も見つかり、子どもたちは歓声をあげながら自然の豊かさを感じ取っていました。
関係者は「こんな生き物がいるんだと興味を持ってもらうのが大事かなと。そして生き物のさわり方とかふれあい方を覚えてほしい。優しく見たりこんなことが違うんだとか、興味を持ってもらえたら嬉しい」と話していました。
この家族を対象にした自然体験は、4月29日と5月5日のほか、夏休み期間中も開催を予定しています。
(三重テレビニュースより)