今回は、三重県鈴鹿市の鈴鹿中学校に、S.O.M.(Save the Ocean Men)という、4人の中学生が中心となって行っている海のゴミ問題に関する研究の取材に行った時の話を。
SOMは、日本財団マリンチャレンジプログラムに採択されています。汚れた海をどう綺麗にするかを考えるのではなく、海のゴミ問題が人間が原因で引き起こされている事に着目し、人々の意識を変えるための研究です。そのため、海の生き物に似せたロボットを使用して海の保全活動を行うことで、海のゴミに対する人々の意識を変える事が出来ないか調べています。
現在、SOMではハセイルカ型のロボットを使用して研究しています(海の未来を創る若き研究者とは?)
そして、驚いたことに、実は、そのロボットはメンバーの手作りだそうです!実際、私は近くで見たのですが、手作りだとは思えないほど良くできていました。普段、何気なく捨ててしまっているかもしれないゴミが、直接、海の生き物達に危害を加えているかもしれない、ということを知ってもらえる研究だなと思いました。
若者の海に対する興味関心が薄れている中、彼らの海に対する意識は非常に高くて応援したくなりました。将来が楽しみです。彼らの研究を通じて、より多くの人が海に対しての意識を変わるきっかけになれば嬉しいです。
海と日本プロジェクトin三重県推進リーダー 月島満里子
三重テレビ放送
毎週水曜日17:35‐17:40 海と日本プロジェクトin三重県