こんにちは。月島真理子です。今年7月から、三重テレビで「海と日本プロジェクトin三重県(毎週水曜17:35~40)」という番組が始まりました。私はこの番組で、海と日本プロジェクトin三重県推進リーダーを務めています。
番組の初回は、四日市の夜景クルーズについてでした。初めての撮影だったので、台本通りに上手く言えるのか、取材できるのか、などを考えてとても緊張していたのを今でも覚えています。
そして、初めてのインタビューのお相手は、四日市のコンビナート語り部の会共同代表の寺本さんでした。四日市出身の寺本さんの幼少期は、海が遊びや体験学習のフィールドだったそうです。しかし、その後、海にはコンビナートが造成され、自然が傷められてしまったそうです。寺本さんは、そんなコンビナートに半世紀ほど勤められ、海の変化を見てきたそうです。実は、寺本さんによると、一時は、大きく傷ついてしまった海も、現在は様々な人の努力により、かなり自然環境が良くなってきたそうです。実際、今では釣りや潮干狩りができるようになったり、近くにウミガメが産卵に戻ったりするほどに回復したそうです。
海は、たくさんの資源を私達に与えてくれています。その豊かな海を次世代に引き継ぐ為に、海の環境をより良くしていかなければなりません。そのため、私は「海と日本プロジェクトin三重県」推進リーダーとして、海の問題や私達にできる事を、より多くの人に発信しなければならないなと思いました。