波と天候による欠航基準や異常気象への備え
ゴールデンウイーク前に旅客船の安全点検 三重・鳥羽市
ゴールデンウイークを前に、事故を未然に防止しようと三重県鳥羽市で旅客船の安全点検が行われました。
鳥羽海上保安部と三重県警察本部、国土交通省鳥羽海事事務所が合同で行ったもので、
北海道知床で遊覧船事故が発生した2年前から点検回数を年3回に増やし遊覧船事業者の安全点検やテロ警戒を行っています。
この日は鳥羽市を拠点に遊覧船を運航する志摩マリンレジャーで安全点検が行われ、
波や天候による欠航基準、異常気象への備えなどを運航管理者に尋ね、安全管理の規程を確認していました。
また、エンジンやハンドル、救命胴衣の設置の確認の他、無線が正常に作動しているかなどを重点的に確認していました。
鳥羽海事事務所の中村陽一所長は
「知床での事故後、今まで以上に乗組員は安全に対して取り組んでいる。楽しかった、また来たいと思ってもらえるようよう点検に取り組んでいきたい」と話していました。
(4月23日三重テレビニュースより)