「全国豊かな海づくり大会」に向け児童がマダイの稚魚放流
三重・南伊勢町
来年秋に三重県で開催される
「全国豊かな海づくり大会」に向け、
開催地となる南伊勢町の子どもたちが6日、マダイの稚魚を放流しました。
大会に向けた気運を高めようと、
県内各地の沿岸や河川で様々な生き物の稚魚などをリレー形式で放流するものです。
1回目となる6日は、南勢小学校の4年生約20人が参加し、
県の施設でふ化し、南伊勢町の種苗センターで育てられた
体長8センチほどのマダイの稚魚約5,000匹を放流しました。
子どもたちは「大きな鯛に育ってほしい」と話していました。
また、地元の水産業について学ぼうと、
ヒレに印を付けたカサゴやヒラメの稚魚も放流しました。
「全国豊かな海づくり大会」は、
資源保護などを通して水産業の発展を図ろうと開かれるもので、
天皇皇后両陛下がご臨席されている4大地方行事のひとつです。
来年秋に南伊勢町と志摩市を会場に開かれ、
大会までに県内各地でリレー放流が行われる予定です。
(三重テレビニュース6月7日より)