生徒が先生役
高校生が水揚げしたカツオを小学生が缶詰に
「海への興味持って」 三重県立水産高校
地域のつながりを深めようと3日、
三重県立水産高校に地元の小学生が訪れ、
カツオの缶詰を作る交流学習を行いました。
志摩市にある水産高校が、
地元の子どもたちに海への興味を持ってもらおうと毎年開いているものです。
今年は海について学ぶ4つのコースが市内7つの小中学校で計画されています。
3日は志摩市立志摩小学校の5年生31人が、
水産高校の生徒が長期航海で水揚げしたカツオを使って缶詰作りを行いました。
カツオの皮や骨などを取り除いて身を切り、
崩れないように慎重に缶に詰めていきました。
子どもたちからは「カツオを切るのが楽しかった」
「初めて缶詰を作った」「海のことを勉強したい」などの声が上がっていました。
完成した缶詰は後日、小学校に届けられることになっています。