未利用魚のブダイをトマトで煮込み最多得票
三重県立相可高校がティーンズアワード受賞
全国の高校生が魚を使ってオリジナル商品を開発するアイデアコンテストで、
三重県立相可高校が決勝大会に進出し入賞しました。
LOCAL FISH CAN(ローカルフィッシュカン)グランプリは、
「日本財団海と日本プロジェクト」の一環として開かれ、
全国の高校生が地域特有の魚を使ってオリジナル商品を開発するアイデアコンテストです。
相可高校は、紀州地域で取れた未利用魚のブダイと野菜や大豆などを
トマトで煮込んだ料理を開発しました。
相可高校の村田純麗さんは
「スパイスが苦手な人にも食べてもらえるような料理になっている。
ご飯やパスタなど全てに合うところが推しポイント」と自信をのぞかせました。
参加高生から最多得票を獲得した相可高校は、
ティーンズアワードを受賞しました。
相可高校の山口颯太さんが「多くの人に食べてもらえる機会を得られて嬉しい」と喜びをあらわにすると、
宇井真優さんは「来年も未利用魚を使った料理を開発してたくさんの人に知ってほしい」と話していました。
食物調理科の西岡宏起教諭は
「食材の背景や環境など考えられる料理人になってほしい」と、生徒たちへ期待を寄せていました。
開発した商品は、イベントなどで販売される予定です。
(10月21日三重テレビニュースより)