海と日本プロジェクトin三重県
推進サポーターの椙山かりんです!
ようやく緊急事態宣言が解除されましたね!東京では感染者が100人を下回っていて、2桁になるのは11ヶ月ぶりだそうです😵 このままずっと減り続けてくれれば良いんですけどね💦
さて、最近、このコロナ禍ならではの悲しいニュースを目の当たりにしました。
それはマスクや手袋などプラスチックゴミが大量に海へ流れ着いているというニュースです。生き物への影響や海洋汚染の悪化が懸念されています。
プラスチックゴミって海の生き物にとっては、とっても有害なんです。数年前にスコットランドの砂浜で10歳のクジラの死体が見つかったことが話題になりました。胃から出てきたのはなんと100キロものプラスチックごみ。そのゴミが若いクジラの命を奪ってしまいました。
それにしても、なぜクジラはプラスチックを食べてしまうのか?
その理由として、クジラの狩りの方法にあるかもしれないということが分かってきたそうです。
クジラは自分の発する声の反響音を聞き取って、周りの物の位置を特定するエコーロケーションを使い、獲物を狩る習性があります。最近の研究では、クジラにとってはプラスチックごみから跳ね返ってくる反響音も、食べ物と同じように”聞こえる”可能性がでてきたそうです。
今、コロナ禍でプラスチックゴミが海に増えているというニュースを知ると、クジラなどの海の生き物がますます心配です。めんどくさいから海にゴミを捨てようという軽い考えが、今後の海と生き物の状況を変えてしまいます。
みんながみんな、もっと海への関心を持ってくれると嬉しいですね。