海と日本in三重県MCレポート～プラスチックの功罪～ | 海と日本PROJECT in 三重県

ネットで海に関するニュースを見ていたら、こんなものを見つけました。

「カナダのジャスティン・トルドー首相は、早ければ2021年にも、使い捨てプラスチックの使用を禁止する方針を発表」

 現在、カナダでは年間約300万トンのプラスチックごみが廃棄されています。そして、カナダ国内で使用されるプラスチック製品のうち、リサイクルされるのは10％未満だそうです。これだけのプラスチックゴミを、減らせる可能性がある規制は、素晴らしいと思いました。

なぜなら、この規制が、海の汚染を改善する可能性があるからです。今年の3月初めに、フィリピンで打ち上げられたクジラの死体から計40キロにもなるプラスチック袋が見つかったというニュースも見ました。現在、こうやってプラスチックゴミが海に大量に捨てられているのですが、このまま何も対策が取られないと、2050年には海中のマイクロプラスチックの重さの合計が、全ての魚の重さを超えると言われています。このままで良いはずはないですよね。

また、嬉しいことに、日本でもレジ袋完全有料化の計画や、プラスチックストロー廃止する計画など、プラスチックゴミを減らす働きがだんだんと広まってきました。

あと、個人で出来ることとしては、普段からマイボトルを持ち歩く、エコバッグを使ってプラスチック袋を使わない！など、小さな心がけが大切です。わたしもエコバッグを使い、なるべくプラスチック袋を使わないように心がけています。

いつまでも美味しい魚を食べるためにも！綺麗な海を残すためにも！一人一人がきちんと心掛けていきましょう。